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シートシャッターのセンサー種類

シートシャッターを自動で開閉させるには、人やフォークリフトを検知する「センサー」が不可欠です。しかし、用途に合わないセンサーを選ぶと、誤作動や接触事故、無駄な開閉による空調効率の低下や、車両の衝突事故につながる恐れがあります。本記事では、シートシャッターの起動センサーや安全センサーの種類、環境に合わせた選び方を解説します。

シートシャッターを自動開閉する「起動センサー」の種類

シートシャッターの自動開閉を担う起動センサーには、主に電波、光線、磁気の3種類があります。現場の用途に応じた使い分けが重要です。

電波(レーダー)センサー:広範囲の動体を検知

電波(レーダー)センサーは、センサーから電波を放射し、動く物体を広範囲で検知するタイプです。遠くから近づいてくる対象物をいち早く捉えることができるのが特徴です。そのため、フォークリフトなどの車両が直進して近づいてきた際にもすばやく検知し、スピードを落とさずにスムーズに通過させたい現場に大変向いています。

光線(赤外線)センサー:スポットエリアを絞って検知

光線(赤外線)センサーは、特定のスポットにエリアを絞って検知するタイプのセンサーです。シャッターの直前に近づいた人や物だけを正確に検知させたい場合に適しています。また、通路が狭い現場において、シャッターの前をただ横切るだけの動体に対して無駄な誤検知をさせたくない環境にも非常に有効なセンサーです。

磁気ループセンサー:フォークリフト等の金属にのみ反応

磁気ループセンサーは、床面に磁気ループ(電線)を埋め込み、上に乗った金属製のフォークリフトや台車が通過したときだけ反応する仕組みです。金属にのみ反応するため、人の通行には反応しません。人と車両の動線を明確に分け、車両専用の出入り口を設けたい場合に非常に有効なセンサーです。

挟まれ事故を防ぐ「安全センサー」の役割

シートシャッターには、自動開閉用の起動センサーとは別に、シャッター下降時の接触や挟まれ事故を未然に防ぐための「安全センサー」が設けられています。これらは標準装備、あるいはオプションとして追加可能です。代表的な安全装置として、シート下部付近の障害物を検知するとシャッターの下降を瞬時に自動停止・反転させる「光電管センサー(光軸センサー)」や、より高精度の「赤外線センサー」などがあります。これらの安全センサーが適切に備わっていることで、人や荷物が挟まれる重大な事故を防ぎ、作業現場の安全性が担保されています。

現場環境・目的に合わせたセンサーの選び方

シートシャッターの効果を大きく引き出すためには、現場の環境や目的に応じたセンサー選びが欠かせません。

人の往来・誤検知防止を重視する場合

センサーの選定を誤ると、「前を通るたびに無駄に開閉して空調効率が落ちる」「リフトの速度に開閉が間に合わず衝突する」といったトラブルの原因になります。人の往来が多く、横切るだけの動きを無視したい場合は、赤外線センサーでエリアを絞るなどの工夫が必要です。実際の動線に合わせたセンサーを選ぶことが重要です。

冷凍・冷蔵倉庫や水場など過酷な環境での使用

屋外や水滴、粉塵などにさらされる過酷な環境下でセンサーを使用する場合は、環境への高い耐性が求められます。具体的には、IP規格に従った高い防塵・防水性能や、耐候性を持つセンサーを選ぶ必要があります。冷凍・冷蔵倉庫などの過酷な環境下での使用を想定する場合は、詳細な仕様について各メーカーへ確認するようにしましょう。

まとめ

シートシャッターのセンサーには、広範囲を検知するレーダー、スポット検知の赤外線、金属検知の磁気ループなど様々な種類があります。用途や冷凍倉庫などの現場環境、人や車両の動線に合致するセンサーを選ぶことが、空調効率の維持と安全確保に直結します。導入にあたっては、事前に現場の環境を細かく確認し、信頼できる専門の施工業者に相談して決定することをおすすめします。

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ワールド工業株式会社
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今回、当サイトに掲載した事例の提供・コメントの寄稿にご協力いただいたのは、ワールド工業株式会社。

1987年にシートシャッターを開発し、シンプルな構造によるメンテナンスの楽さ、独自の巻き上げ方式によるモーターの持ちの良さ、耐風性に優れた堅牢な仕様、そして大型サイズにも対応できる技術力で長年支持されているシートシャッターの老舗企業です。