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グリルシャッター(パイプシャッター)とはスリムな金属製のパイプで作られたシャッターのことで、店内のディスプレイを見せながらシャッターを降せることが特徴です。そのためビルやアパレル店、雑貨店などで多く用いられています。ここではシートシャッターとグリルシャッターの違いについて、さまざまな観点から解説します。
グリルシャッターはステンレスやスチールなどの金属でできています。
防犯などの目的ではなく、ディスプレイ効果を高めるために用いられることがほとんどです。もちろん防犯の目的でも使用できますが、パイプがスリムであるためシャッターを降ろしていても店舗の中が透けて見え、シャッターを閉めた後でも店内のディスプレイを見せることができます。
グリルシャッターは主にアパレル店や雑貨店など、ディスプレイを見せたいタイプの店舗において閉店後に使われることがほとんどです。またパイプがスリムであることから通風性が良く、風通しを重視したい場所の間仕切りとして使用されることもあります。
グリルシャッターはステンレスやスチールなどの金属が使われるのに対して、シートシャッターはビニールやポリエステルで製造されます。金属のような強固さはありませんが、シートであるため柔軟性に富むのが特徴です。
シートシャッターとグリルシャッターは、用途や機能性に関しても違いがあります。シートシャッターは主に、防虫・防塵・防臭・空調管理のために用いられ、グリルシャッターは店内を見せながらシャッターを降ろすために導入されるものです。
間仕切りとして用いられることがあるのは共通していますが、シートシャッターは空気を遮り、グリルシャッターは通風性を確保したままシャッターを降ろせます。
グリルシャッターは主に店舗やビルで使用されます。それに対してシートシャッターは工場に設置されることが多いシャッターです。防虫・防塵が必要となる食品工場や、搬出・搬入がある場所の間仕切りとして設置されます。
シートシャッターとグリルシャッターには大きな違いがあります。グリルシャッターは主に、店内を見せながらシャッターを閉めるために設置されます。もし工場での防塵・防虫を目的としているなら、シートシャッターの方が適しているでしょう。設置する場所や目的に応じて、どちらが適しているか検討した上で導入するようにしてください。
当サイトではシートシャッターの導入を検討する際に、ぜひ知っておきたい基礎知識について解説しています。価格や保守点検に関する情報も掲載しているので、導入を検討しているなら参考としてご覧になってください。
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1987年にシートシャッターを開発し、シンプルな構造によるメンテナンスの楽さ、独自の巻き上げ方式によるモーターの持ちの良さ、耐風性に優れた堅牢な仕様、そして大型サイズにも対応できる技術力で長年支持されているシートシャッターの老舗企業です。