このサイトはワールド工業をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。
高速シートシャッター「ロールウエイ」の開発・販売を行っているワールド工業。
設計・製造・販売・施工・メンテナンスまで自社で行い、顧客ニーズにきめ細やかに応えています。
ここでは、工場への取材や、設計・製造・販売・施工・メンテナンスを行っている各部署の担当者様にもコメントを頂きながら、一貫体制のメリットを紐解いていきます。
埼玉にある本社工場を取材しました。
3年前にリニューアルしたという工場はとても綺麗で明るく、多くの場所に自社製のシートシャッターが使われていました。
「省エネ効果もありますし、あそこでは溶接を行っているので、異物が入らないように遮断しています」とのこと。
現場ではみなさん作業の手を止めてお話をしてくださいました。
雰囲気がいいなと思ったのですが、後で聞いたお話で「改善点や発見点を上司に相談すると、どんな小さなことでも検討して、最終報告をくれるんです」というエピソードがあり、そういった会社のスタンスが生んだものなのかなと感じました。
1枚1枚手縫いで縫われるシートシャッターの生地。
ひとりがミシンを動かし、生地がたわまないように引っ張る人がふたり。
多くの工程が機械化される中、「これは人の手で行うのが、今のところ一番正確」と、人力による作業を残していました。
工場では、各部署の代表者の方にお話を伺いしました。
設計部:藏元さん
当社のシートシャッターはシンプルな構造になっていますので、営業担当や、場合によってはお客様の方でも緊急時や事故後の応急処置をしていただけるようになっています。
お客様の設備保全に関する負担を軽減しようと、1987年にシートシャッターを製造。
販売して以来、改善を繰り返してきた結果だと思います。
特殊設計のシートシャッターの場合は、「理想通り」ではなく「理想以上」のシートシャッターをお届けできるように、営業担当がお客様からいただいた要望をいかに形にしていくのかを大切にしています。
製造部:原さん
お客様によって、要望されるシートシャッターのサイズが変わりますので、全く同じものを製造することはほとんどありません。
細かい要望にお応えできるのは、当社の強みではないでしょうか。
製造現場で自信を持っているのは、耐風性ですね。
これはシートシャッター業界ではどこにも負けないのではないかと思っています。
誕生から30年以上が経過している当社の「ロールウエイ」ですが、今でもより良いものにしていこうというPDCAを回しています。
営業担当から貰ったお客様の言葉、設計部や品質保証部のちょっとした意見などを取り入れて、日々改善に努めています。
これも、私たちが一貫体制を引いている強みだと感じています。
品質保証部:富田さん
品質保証部では、出荷前の検査などを行っています。
フレームの寸法、ネジの確認、締め忘れがないか、付属品の確認など、多くの検査項目があります。
それを“流れの作業”とはせずに、その先のお客様の姿を思い浮かべながら、集中力を保つことが大事だと思っています。
自社製品を自分の子どものように愛情持って大切に扱えるかどうか。
それが品質保証部に求められることです。
ワールド工業では「後工程はお客様」という言葉がありまして、これは自分の次の工程をお客様だと思い、自分の持ち場の仕事をしっかりと遂行するという意味なのですが、各部署その気持ちで仕事しているので、最後の品質保証部の私たちが困るような製品は回ってきません。
それも一貫生産ならではの良さだと思います。
今回、当サイトに掲載した事例の提供・コメントの寄稿にご協力いただいたのは、ワールド工業株式会社。
1987年にシートシャッターを開発し、シンプルな構造によるメンテナンスの楽さ、独自の巻き上げ方式によるモーターの持ちの良さ、耐風性に優れた堅牢な仕様、そして大型サイズにも対応できる技術力で長年支持されているシートシャッターの老舗企業です。
営業部:市川さん
シートシャッターは
お客様の要望を叶えるための手段
ワールド工業は、単に「シートシャッター」という機械を売るのではなく、その先にある「お客様のメリット」を重視しており、シートシャッターを通した「作業環境の改善や効率化」を目指して、オーダーメイドのシャッターなども展開しています。
他社では取り扱わないような大型サイズなども製造できますので、ぜひお問い合わせいただければと思います。
営業担当をおいていますので、何かあったときの問合せは営業担当にいただければ済むような体制を構築しています。
かつ、エリア制を引いていますので、即座に駆けつけることができます。