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重量シャッターは厚みがあり、重量感のあるスラットで構成されたシャッターです。ここではシートシャッターと重量シャッターの違いについて解説します。
重量シャッターに使われる素材は、主に強度と耐久性に優れた金属が用いられます。スラットの厚みが1.6ミリ以上あることが一般的で、これにより他の軽量シャッターよりも高い強度を持つという特徴があります。
また、スラットが板状ではなくパイプ状の材料で作られたものもあり、防犯性はもちろんディスプレイとしての視認性に優れた効果も期待できます。
重量シャッターの最大の特徴はその機能性にあります。防犯性に優れており、厚みと重さがあるため破壊や侵入が困難です。また、防火シャッターとしての役割も果たし、火災の際には火の進行を遅らせることで安全を確保します。一部のモデルでは、防水機能を持ち合わせ、大雨や水害から建物を保護する役割を果たします。
さらに、防音性にも優れており、外部の騒音を遮断する効果もあります。これら複数の機能が一つのシャッターに集約されているため、多くのビジネスオーナーや建築家から高い評価を得ているのです。
重量シャッターは、その強固な構造から商業施設、オフィスビル、工場、倉庫など、セキュリティが重要視される多くの場所に設置されています。特に価値のある物品を保管する施設や、不特定多数の人が出入りする建物の入口においては、防犯や安全管理の観点から重宝されているのです。
また、水害リスクのある地区では防水シャッターとしての需要も高く、その耐水性が災害時の損害を軽減します。
シートシャッターと重量シャッターの最大の違いは、使用される素材の種類とそれによる耐久性です。シートシャッターは主に軽量なアルミニウムやスチールシートを使用しており、その薄さと柔軟性から高い操作性が求められる商業施設等でよく利用されます。
対して、重量シャッターはスラットの厚みが1.6ミリ以上の鋼製で、より高い耐久性と防犯性を備えています。この重厚な素材は、防火や防犯、さらに防水性能が特に求められる場所での使用に適しており、耐久性に優れています。
重量シャッターとシートシャッターは、その機能性においても大きな違いがあります。例えば、防火性能に優れた重量シャッターは火災から建物を守るため、非常に厳しい規格に基づいて設計されます。これにより、火災時の延焼を防ぐため内部への設置もしばしば行われます。
一方、シートシャッターは軽操作で迅速な開閉が可能であり、日常的に頻繁に開閉する商業施設での利用が一般的です。また、シートシャッターはデザイン性を重視されることも多く、店舗のファサードとしての役割も果たします。
シートシャッターと重量シャッターは設置場所にも違いがあります。シートシャッターは比較的設置が容易で、デザイン性の高い場所やスペースの限られた環境でも柔軟に対応することができます。
これに対し重量シャッターはその重量と大きさから、主に工業地域や大型商業施設、防犯や防火が特に重視される地下施設などに設置されることが多いです。
また防水性を必要とする地域や建物には、特に強度の高い重量シャッターが選ばれることが一般的です。
重量シャッターとシートシャッターの違いについて解説しました。重量シャッターは強度と耐久性に優れた特徴があります。シートシャッターの導入を検討する際は、他のシャッターとの違いを把握することが大切です。
当サイトではシートシャッターの基礎知識を解説しています。以下のページにまとめているため、ぜひ参考にしてみてください。
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1987年にシートシャッターを開発し、シンプルな構造によるメンテナンスの楽さ、独自の巻き上げ方式によるモーターの持ちの良さ、耐風性に優れた堅牢な仕様、そして大型サイズにも対応できる技術力で長年支持されているシートシャッターの老舗企業です。