このサイトはワールド工業をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。
ここではシートシャッターと軽量シャッターの共通点や違いについて解説します。シートシャッターと軽量シャッターのどちらを選ぶべきか迷っているなら、ぜひ参考にしてください。
「軽量シャッター」とは、名前のとおり軽量なシャッターのことです。軽量であるため手動タイプのものも多いですが、電動式もあります。
軽量シャッターが設置されることが多いのは、一般住宅・車庫・店舗などです。広めの間口には適さないため、比較的小さな間口へのシャッターとして使われます。
その軽量さ故に扱いやすいとの特徴はありますが、防火用としての効果はあまり期待できません。大臣認定品とされている軽量シャッターであれば、防火設備としても使えます。しかし求められる機能性は、ほとんどの場合で開口部を雨や風から守ること、そして犯罪を抑制することです。
シートシャッターと軽量シャッターの違いとしてまずあげられるのが、素材についての違いです。軽量シャッターはスチール製のものが多く、シートシャッターはビニールやポリエステルで作られています。
素材の特性からわかるように、軽量シャッターは固く丈夫で、シートシャッターは柔らかくしなやかです。用途によって好ましい素材は違うでしょうから、素材からどちらを導入するべきか決めるのもひとつの方法です。
次に挙げられるのは機能性の違いです。軽量シャッターは防火性が低く、いわば簡易的な防犯対策・雨風対策として用いられるものです。しかしシートシャッターの場合は気密性や静音性を求める場合に選ばれることが多く、導入のための目的が違います。
ただし「空間と空間を区切る」という意味では、シートシャッターも軽量シャッターも同じように利用可能です。もし侵入を防ぐための目的であるなら、ビニールやポリエステルで作られた柔らかなシートシャッターは適していません。軽量シャッターを導入してください。
用途や素材が違うことから、設置場所にも違いが現れます。軽量シャッターは間口の狭い店舗や一般住宅に用いられることが多いものの、シートシャッターは屋内で使用されることも少なくありません。
シートシャッターの中には屋内専用の商品もあり、屋内で間仕切りを設けたい場合に役立ちます。しかし屋外での防犯対策として用いるには少し心もとないでしょう。
シートシャッターが用いられる場所は、主に温度や防塵への管理をしたい場所、屋外搬入口での防虫対策、目隠しシートなどとしてです。軽量シャッターに比べると開閉が簡単であるため、出入りが激しい場所への設置にも適していると考えられます。
軽量シャッターとは文字通り軽量であり、間口の狭いところに使われることが多いシャッターです。防火性能は低く、防犯や雨風の予防として用いられます。シートシャッターとは素材・用途・設置場所などが違い、スチール製であることが多い軽量シャッターに比べ、ビニールやポリエステルで作られているシートシャッターは屋内での使用も見られます。
シートシャッターと軽量シャッターのどちらにするべきか迷っているなら、当サイトの「シートシャッターの基礎知識」も参考にしながら検討してください。こちらのページではシートシャッターを導入するうえでぜひ知っておきたい基本的な知識をまとめて解説しています。
以下のページではシートシャッターの価格やサイズ、素材、メンテナンス・修理などについてまとめているため、ぜひこちらも参考にしてみてください。
今回、当サイトに掲載した事例の提供・コメントの寄稿にご協力いただいたのは、ワールド工業株式会社。
1987年にシートシャッターを開発し、シンプルな構造によるメンテナンスの楽さ、独自の巻き上げ方式によるモーターの持ちの良さ、耐風性に優れた堅牢な仕様、そして大型サイズにも対応できる技術力で長年支持されているシートシャッターの老舗企業です。