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シートシャッターは外気の吹き込みや臭いの拡散防止に役立ちますが、音のシャットアウトにも一定の効果が期待できます。工場のように、大きな音が騒音の原因となる環境では、遮音性の高いシートシャッターがおすすめです。ここでは、シートシャッターが騒音の広がりを抑制する仕組みと実際の製品事例について紹介します。
シートシャッターの長所のひとつが、素材を工夫することによる遮音性の向上です。硬質シャッターは音が反響しやすい欠点がありますが、シートシャッターは金属質ではないため音が響きにくくなっています。
適切なレベルの遮音等級を満たしたシートシャッターは、シャッター内部での音が外に漏れ出すのを防ぎます。
シートシャッターのなかには、開閉部やサイドフレーム部分など、細かいすき間にも配慮して気密性を高めているものがあります。気密性にこだわったシャッターは音漏れ防止に効果を発揮します。
シートシャッターを並列させることで、遮音性を高めることもできます。入口が2ヶ所以上存在する建物などでは、遮音等級を満たしているシートシャッターを並列させておくことで音が漏れ出すのを防ぐ効果が期待できるでしょう。
ワールド工業の「ロールウエイ遮音仕様」は、ロールウエイのベルト巻き上げ方式を活かし、比重の重いシートを採用したことで高い遮音効果を備えています。(1,000Hzで20dB近い音響透過損失。)
ベルトフラップ機構という構造で、従来のロールウエイの強さに加えて気密性も向上し、高音域の遮音で重要視される気密性も対策ができます。
通常のロールウエイを使用した場合でも1,000Hzで10dB程度の音響透過損失が確認できていますが、さらに遮音効果が必要となる準工業地域や近隣に民家のある工場などで、特に活用が期待されます。
シートシャッターは、空間を仕切ることで外からの音をシャットアウトし、空間内で発生する騒音を外に漏らさない効果も期待できます。
製品は気密性が高いもので、遮音性能を高めたシャッターを選ぶことが騒音防止に役立ちます。すき間防止のための工夫や動作時の音を防いだりする機構が採用されているものを選んでみてください。
当サイトでは、シートシャッターのさまざまな活用場面をピックアップして解説しています。シートシャッター選びの際は、以下のページも参考にしてください。
今回、当サイトに掲載した事例の提供・コメントの寄稿にご協力いただいたのは、ワールド工業株式会社。
1987年にシートシャッターを開発し、シンプルな構造によるメンテナンスの楽さ、独自の巻き上げ方式によるモーターの持ちの良さ、耐風性に優れた堅牢な仕様、そして大型サイズにも対応できる技術力で長年支持されているシートシャッターの老舗企業です。