このサイトはワールド工業をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。
工場や倉庫で品質管理を行う際に、雨風の侵入防止は必要不可欠です。ホコリやごみが含まれる雨風をシャットアウトすることで、室内が衛生的に保たれます。ここでは、出入口に設置するシートシャッターが雨風の侵入防止に役立つ仕組みと実際の事例を紹介します。
シートシャッターには水を弾く素材が使われており、その代表例がポリエステル素材です。水分を吸収しづらいポリエステルに加工を施したものは、撥水加工としてさらに水に強くなります。
素材そのものが水に強いだけではなく、パイプ式など気密性を高めたシートシャッターは設置場所の枠や天井、床に密着するため、風でめくれにくく雨風を通しにくくなっています。
防雨仕様として、防水板や止水シートを取り付けられるオプションもあります。
気密性の高いものはオプションがなくても水を通しにくい構造ですが、浸水対策として防水オプションが取り付けられるものは、シートシャッターの下部に取り付けることで水の流れ込みを阻止することができます。
耐風圧性能の高いシートシャッターは、強風にあおられにくくスムーズな開閉が可能です。
設置場所にきれいに収まるため、気密性が高く風雨を通しにくい構造です。
シートシャッターは素材が鋼製シャッターよりも軽量なため、スピード開閉が可能です。一方で、開閉がしやすいために外からの風の影響を受けやすい問題がありました。
内部にパイプを通したパイプ式は、適度な重さと堅牢性があるためシャッターの不安定さを解消し、スピード開閉を可能にしています。
パイプレスのタイプでも素材や固定部分などを工夫することで、耐風圧性を高めて開閉速度を高めることができるため、雨や風が入り込む前にシャッターを閉じることができます。
三和シヤッター工業株式会社のQuick Saver(クイックセーバー)には、風速15〜20mの風にも耐えられる高耐風圧のKRシリーズがラインナップされています。
骨材を太くしているため、耐風性を確保しながら高速開閉が可能。全閉時の耐風圧は風速25m/秒に高めており、動作可能風圧も風速20m/秒を確保。ハイレベルの耐風圧能力で、屋外からの雨や風の入り込みを防ぎます。
株式会社ユニフローRXシリーズは、パイプ式の「スムーザー」と、パイプレス式「ジェッター」の2種類をラインナップしています。
「スムーザー」は、鋼製シャッターの10倍以上のスピードで高速開閉を行えるほか、高い気密性を確保しているためぴったりと密着し、雨風の侵入を防ぎます。従来の製品に搭載していた制御基板をリニューアルしたため、耐風圧仕様は台風相当の風速17m下でも安定した動作が可能となっています。
屋外から雨風が入り込むようなシーンでは、耐風性や防水性の高いシートシャッターがおすすめです。
気密性を高めているものはすき間からの雨風の侵入を防止し、水の流入を確実に防ぐためには防水板や止水シートなどのオプションも活用しましょう。
当サイトでは、防汚や防虫などシートシャッターがもつ機能を詳しく紹介しています。以下のページもぜひ参考にしてください。
今回、当サイトに掲載した事例の提供・コメントの寄稿にご協力いただいたのは、ワールド工業株式会社。
1987年にシートシャッターを開発し、シンプルな構造によるメンテナンスの楽さ、独自の巻き上げ方式によるモーターの持ちの良さ、耐風性に優れた堅牢な仕様、そして大型サイズにも対応できる技術力で長年支持されているシートシャッターの老舗企業です。