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シートシャッターは食品や薬品などを扱う製造業、品質管理が必要な物流業などの現場に適している製品です。温度や湿度の管理に加えて防虫効果も発揮するため、衛生管理に役立てられます。ここではシートシャッターが防虫効果を発揮する仕組み、実際の製品について紹介します。
防虫効果をもつシートシャッターは、黄色や緑など特定の色をつけて虫が視認できない光の波長を出しています。
緑のシートシャッターは虫の目に見えない波長のため、その色を放つ場所には侵入しにくくなります。
黄色のシートシャッターは設置場所を明るく見せる効果があり、光に引きつけられる虫の性質を利用して、出口などに誘導することができます。
引きつけたい場所には黄色のシートシャッターを適用することで、虫が室内を飛び交うことなく一ヶ所に引きつけられるのです。
大日本除虫菊株式会社(KINCHO)の試験によると、緑色のシートよりもオレンジ色のシートのほうが虫を寄せ付けないという結果が得られました。
検証結果をもとに、オレンジ色を採用したシートシャッターが販売されており、夜間のハエ対策などに効果を発揮しています。
三和シャッターのQuick Saverは、硬質なシャッターよりも速いスピードで開閉が行える操作性を備えたシートシャッターです。骨材なし・ありの両方から選べるほか、勾配フードやステンレスレールなど設置場所に応じた仕様が選択できます。
シートはポリプロピレンや不燃性のものが選べ、防虫用としてはレッドまたはオレンジの色が選べます。
小松電機産業のマジックオプトロン門番は、虫が視認できない緑(ライトグリーン)と、虫を誘導するための黄色の2色を用意しています。屋内・屋外のそれぞれに対応した製品を用意しており、工場や現場の内外に対応しています。
マジックオプトロン門番は、飛翔する昆虫の習性をもとに開発されています。シートにオプトロンフィルムを施工することで、オレンジ色のシートよりもさらに高い防虫効果を加えました。
文化シヤッターグループのグループ会社・BXテンパルが販売する間仕区ロール(マジックロール)は、手動で操作ができる開閉可能なシートシャッターです。屋内・屋外を問わず楽に取り付けができ、コンパクトなサイズ感で狭い場所への設置もスムーズです。
上げ下げの途中で中間停止ができる利便性に加え、軽量なためさまざまな場所に取り付けることができます。色については、防虫効果の高いオレンジ色が選べます。
シートシャッターは、衛生管理が必要な環境においてすぐれた防虫効果を発揮するアイテムです。
硬質で重量のあるシャッターは開閉に時間がかかるため、飛翔中の虫が誤って室内に入ってしまう場合がありますが、高速開閉が可能なシートシャッターなら侵入のリスクが減らせるため、色の効果をあわせて防虫効果を発揮してくれます。
当サイトでは、シートシャッターの導入におすすめの活用場面を詳しく紹介しています。防虫効果以外にもさまざまな用途に活用できるため、ぜひ以下のページも参考にしてください。
今回、当サイトに掲載した事例の提供・コメントの寄稿にご協力いただいたのは、ワールド工業株式会社。
1987年にシートシャッターを開発し、シンプルな構造によるメンテナンスの楽さ、独自の巻き上げ方式によるモーターの持ちの良さ、耐風性に優れた堅牢な仕様、そして大型サイズにも対応できる技術力で長年支持されているシートシャッターの老舗企業です。