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シートシャッターと防火シャッターの比較

ここでは防火シャッターの特徴や概要に加えて、シートシャッターとの違いについて解説します。どちらを選ぶべきか、用途に対して適しているシャッターについて迷ったときの参考にしてください。

防火シャッターとは?

防火シャッターについて

防火シャッターとは、建築基準法により定められた「特定防火設備」もしくは「防火設備」としての役割を果たせるシャッターのことです。

万が一火災がおきた場合でも、防火シャッターが設置されていれば延焼を防ぎやすくなります。煙感知器と連動している製品も少なくなく、炎を遮断するためには欠かせません。下ろせば炎を燃え広がっている区画内に閉じ込められます。

建築基準法では防火シャッターについて内法幅が5m以下であること、遮煙性能試験に合格したものなどの規定が設けられています。建物によっては特定防火設備、防火設備の設置が義務付けられることがあるため、そのような場所で利用可能です。

防火シャッターの設置場所

設置される場所については、特定防火設備・防火設備の設置が義務付けられている部分ですが、主にエレベーターや階段などの昇降に関わるところであることがほとんどです。

特に防火地域・準防火地域と定められている地域の商業施設などでは、防火シャッターの設置が義務となります。法律に準じた建物とするために用いられることが多いシャッターです。

防火シャッターの素材

防火シャッターの素材はその箇所により変わることがあります。しかし用いられるのは、主に鋼板やステンレスです。

延焼を食い止める役割を担うため、多くは重量があり、分厚い仕様です。炎に耐えられる素材でしか作られません。

防火シャッターは定期検査報告が必須

防火シャッターの検査は法律によって義務付けられています。特に、多くの人が利用する建物(特定建築物)に設置されている防火シャッターは、建築基準法に基づいて定期的な検査と、その結果の報告が必須となっています。

検査の義務付けは、以下の点を確保することを目的としています。

  • 人命の安全確保:火災時に防火シャッターが確実に閉鎖することで、火や煙の広がりを防ぎ、避難経路を確保します。
  • 財産の保護:火災の延焼を食い止め、建物や内部の財産への被害を抑えます。
  • 社会的な信頼:建物の所有者や管理者が、安全管理の責任を果たしていることを証明します。

点検を怠った場合の罰則

防火シャッターの定期報告を怠った場合、罰則があります。これは、建築基準法によって厳格に定められており、罰則の対象は建物の所有者や管理者です。

報告をしなかった場合

建築基準法第101条に基づき、定期報告の義務を怠ったり、虚偽の報告をした場合、100万円以下の罰金が科せられる可能性があります。ただし、報告を怠ったからといってすぐに罰金が科せられるわけではありません。一般的には、以下のような段階を経て行政指導が行われます。

  • 定期報告の通知書:まず、行政から定期報告を促す通知書が送付されます。
  • 督促:期限までに報告がない場合、督促の連絡や文書が届きます。
  • 立ち入り検査:それでも対応しない場合、行政による立ち入り検査が行われることがあります。

これらの指導を経てもなお報告を行わない場合に、罰金などの罰則が適用されることになります。

虚偽の報告をした場合

防火シャッターの定期報告において、虚偽の報告をした場合も、報告を怠った場合と同様に明確な罰則があります。

報告義務を怠る行為は、単純な手続きの不備と見なされることもありますが、虚偽の報告は、より悪質で意図的な違反と見なされます。なぜなら、以下の点で建物の安全性を著しく損なうからです。

  • 資格者の責任: 虚偽の報告は、建物の所有者や管理者だけでなく、検査を行った防火設備検査員などの有資格者にも責任が問われます。場合によっては、資格の剥奪や罰則の対象となることがあります。
  • 責任の回避:検査費用や修繕費用を免れるために虚偽の報告を行うことは、建物の安全管理責任を意図的に放棄する行為にほかなりません。
  • 危険性の隠蔽:実際には防火シャッターに不具合があるにもかかわらず、「問題なし」と報告することで、その危険性を隠蔽します。これにより、必要な修繕や改修が行われず、火災発生時にシャッターが機能しないリスクが放置されることになります。

防火シャッターで起こる不具合

防火シャッターは、火災時に人々の命や建物を守る「最後の砦」です。しかし、経年劣化やメンテナンス不足により、さまざまな不具合が発生する可能性があります。これらの不具合を見過ごすと、いざという時にシャッターが正常に機能せず、大惨事につながる危険があります。

特に注意すべき不具合は以下の通りです。

  • スラット(シャッターの板)の損傷・変形
  • 危害防止装置の不作動
  • 降下速度の異常
  • 自動閉鎖装置の不作動
  • スムーズな昇降ができない

これらの不具合は、専門家による定期的な点検と適切なメンテナンスによって早期に発見し、対処することが不可欠です。日頃から異変を感じた場合は、速やかに専門業者に相談しましょう。

まとめ

防火シャッターは、ただの設備ではありません。それは、火災時に人々の命を守るための最後の砦であり、その正常な作動は法律で定められた義務です。

点検を怠ったり、虚偽の報告をしたりすれば、100万円以下の罰金が科せられるだけでなく、万が一の火災時には、人命に関わる重大な法的・社会的責任を問われることになります。

防火シャッターに起こりがちなスラットの損傷や危害防止装置の不作動といった不具合は、専門家による定期的な検査で必ず発見できます。これらの義務を果たすことは、利用者や住民の安全を守るための「安心」を形にする行為であり、決して軽視してはなりません。

シートシャッターと防火シャッターの共通点や相違点とは?

用途の違い

シートシャッターと防火シャッターの違いとして顕著であるのが、用途の違いです。シートシャッターは冷気・暖気を逃さないよう気密性を高めるために使われたり、防虫・防塵・静音などの目的で使われます。

しかし防火シャッターの場合は、延焼を防ぐための目的で用いられる製品です。シートシャッターのように軽量で開閉が迅速ではないというデメリットがありますが、反対に炎の燃え広がりを防げるという役割を持ちます。

素材の違い

両者では素材も大きく違います。シートシャッターはポリエステルやビニールで作られることが多く、柔軟性があり軽量です。反対に防火シャッターは鋼やステンレスなどの金属で作られ、重厚であり、柔軟性はありません。

設置場所の違い

シートシャッターが設置されるのは、主に空気の流れの遮断や防虫・防塵が必要な場所です。たとえば食品工場の通路や出入り口、工場で搬出・搬入が頻繁に行われる箇所などが代表的だと言えます。

対して防火シャッターは、建築基準法により防火設備が必要な箇所です。エレベーターや階段の周辺、その他防火設備の設置が義務付けられている開口部に設置されます。

シートシャッターの基礎知識もチェック

シートシャッターと防火シャッターには大きな違いがあります。シートシャッターは虫やホコリを防いだり、冷気・暖気を逃さないようにするために設置されることが多く、屋内外を問いません。

しかし防火シャッターは、防火設備を設置しなければならない商業施設で用いられることがほとんどです。多くは開口部やエレベーター、階段の周辺に設置され、万が一の火災の際の延焼を防ぐ役割を持ちます。そのためシートシャッターより頑強で重量がある製品です。

シートシャッターの導入を検討されているなら、防火シャッターとの違いも含めて他にも知っておきたいことが多くあります。当サイトではシートシャッターの基礎知識について、価格やサイズ、機能性などについてまとめました。初めてのシートシャッター選びのための参考にしてください。

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ワールド工業株式会社

今回、当サイトに掲載した事例の提供・コメントの寄稿にご協力いただいたのは、ワールド工業株式会社。

1987年にシートシャッターを開発し、シンプルな構造によるメンテナンスの楽さ、独自の巻き上げ方式によるモーターの持ちの良さ、耐風性に優れた堅牢な仕様、そして大型サイズにも対応できる技術力で長年支持されているシートシャッターの老舗企業です。