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シートシャッター大全 » シートシャッターの基礎知識 » シートシャッターの保守点検

シートシャッターの保守点検

ここでは、シートシャッターの保守点検について紹介します。シートシャッターの導入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

シートシャッターの保守点検とは?

保守点検の目的

シートシャッターの保守点検は、その機能を長期間安定して発揮させるための一環といえます。シートシャッターが劣化しやすい箇所は、張力管理部分や開閉機構などです。これらの部分は、扱いによっては急速に劣化し、壊れてしまう可能性があります。その結果、意図せぬ時間にシャッターが開かなくなったり、閉まらなくなったりといった機能障害が起きる可能性があるのです。

また、シートシャッターは劣化するだけでなく、外部からの影響により突然の故障を起こすこともあります。雨風や異物によるダメージ、不適切な操作による誤動作などは、身近なトラブル例といえるでしょう。

シートシャッターの点検は法律により義務付けられており、半期ごとに専門業者による検査が必須となっています。この検査により、早期の異常発見や予防修理が可能となり、大規模な修理や交換を避けることが可能です。

まず区別したい2種類の点検

運用上の保守点検(安定稼働のため)

開閉頻度が高い現場ほど、部材の摩耗やセンサーの汚れが早く進みます。

事故や停止を避けるため、現場でできる日常点検と、専門業者による定期点検をセットで考えます。

法定点検・報告

建物や設備の種類によっては、建築基準法に基づく定期報告制度の対象となり、資格者による検査と行政への報告が必要になる場合があります。

また、消防法に基づく消防用設備等の点検が別途必要になるケースもあります。 シートシャッターが「防火設備」などとして設置されているかどうかで扱いが変わるため、建物の用途・設置目的に応じて確認が必要です。

点検の頻度

シートシャッターの点検頻度については通常は半期ごと、つまり年に2回行われることが多いです。ただし、シャッターの種類や使用状況によっては、もっと頻繁に点検を行うことが望ましい場合もあります。

たとえば、頻繁に開閉するシャッターや、環境の厳しい場所に設置されているシャッターは、より頻繁に点検を行うことで、長期的な健全性を保つことが可能です。逆に、あまり使用されない施設のシャッターだとしても、放置することで劣化が進み、突如として故障を起こすこともあるため、定期的な点検は必要となります。

また、半期ごとの点検以外にも、シャッターの性能を確保するための日常的な保守活動も重要です。シートシャッターの保守点検は、その機能を維持し、長期的な使用を可能にするための重要なステップとなっています。この点検により、シャッターの安全性、効率性、そして耐久性を保つことができるといえるでしょう。

点検頻度の目安

実際の適正頻度は「開閉回数」「粉塵・油煙・結露」「屋外風雨」「車両の通行」などで変わります。 まずは下記を目安に、稼働状況に合わせて増減させる運用が現実的です。

  • 毎日(または稼働開始前):目視の安全確認、異音・引っかかりの有無
  • 毎週:シート面・レール周りの汚れ、センサー反応の簡易確認
  • 毎月:ボルトの緩み、ガイド部の摩耗、制御盤の警報履歴確認
  • 半年〜1年:専門業者による総合点検(消耗部品の交換、調整、設定確認)

日常点検(利用者ができる範囲)

外観・動作の確認

  • 開閉がスムーズか(途中停止、引っかかり、片寄りがないか)
  • 異音・振動が増えていないか
  • シートに裂け・ほつれ・穴・大きな擦れがないか
  • レール・ガイド部に異物(段ボール片、紐、梱包材)が噛んでいないか

安全装置・センサーの簡易確認

  • 障害物検知(安全センサー)が汚れていないか
  • 人や車両の通行に対して誤検知・無反応が起きていないか
  • 操作ボタンやリモコンの反応が遅くないか

清掃・環境確認

  • センサー周辺の汚れ(粉塵・油・結露)を拭き取る
  • 開口部付近の風の巻き込みや、結露・凍結が起きていないか
  • 床面の段差・レール周辺の破損がないか(車両通行がある場合)

シートシャッターの保守点検の項目

開閉作動点検

開閉作動点検では、シャッターが完全に開閉するか、また展開や収納時に異常音がないかを確認します。機構が適切に潤滑されているか、またモーターが正常に働いているかの確認も含まれます。シャッターの開閉がスムーズでないと、これが引き金となって機器が誤作動を起こす恐れがあるため注意が必要です。

シートの摩耗

シャッターのシートは、日々の使用による摩耗や天候、温度変化などによる影響を受けやすい部分となります。特に、外部環境からの影響を直接受ける表面部分は、亀裂や剥がれ、色褪せなどの症状が現れることがあります。定期的な点検により、初期の段階で修理や交換の必要性を判断することが可能です。

また、摩耗が進むとドアの保護機能が低下し、盗難や侵入、風雨からの保護が十分に果たせなくなります。そのため、こまめにシートの状態を確認し、必要であれば修理や交換を行うことが重要です。

部品の損傷

シャッターは多数の部品から構成され、それぞれが重要な機能を果たしています。どんなに小さな部品でも、その損傷や欠落が大きな問題を引き起こす可能性があるのです。部品の緩みや亀裂、欠損部分がないかを確認し、必要ならば交換や修理を行います。

適切なケアと定期的なメンテナンスが、シャッターの寿命を延ばして安全性を確保するための鍵となります。

定期点検(専門業者に依頼したい範囲)

高速開閉機は「調整ズレ」「摩耗」「制御の異常」が事故・停止に直結します。 安全装置を含む調整は専門知識が必要なため、定期点検は業者へ依頼するのが一般的です。

機械部(駆動・巻取り・ガイド)

  • 巻取り部の偏り、テンション、摩耗の確認と調整
  • ガイド部材の摩耗・変形、固定部の緩み確認
  • 消耗部品(ローラー、ブラシ、パッキン等)の交換判断

電装・制御(制御盤・配線・設定)

  • 制御盤内の警報履歴・エラーコードの確認
  • 配線・端子の緩み、劣化、断線リスクの確認
  • 開閉速度・停止位置・復帰設定(タイマー等)の確認

安全装置(事故防止の要)

  • 障害物検知、非常停止、復帰動作の点検
  • センサーの取付位置・感度・反応範囲の最適化
  • 現場動線に対して安全が確保できているかの再確認

停止・異常が起きたときの基本対応

  • 無理に開閉を繰り返さず、まず周囲の安全を確保する
  • 異物の噛み込み、シートの片寄り、センサー汚れを目視で確認する
  • エラー表示や警報履歴が読める場合は、内容を控える
  • 復旧できない場合は、稼働を止めて業者へ連絡する(事故防止を優先)

保守契約で押さえたい項目

  • 緊急時の連絡先・到着目安(夜間・休日対応の可否)
  • 消耗部品の範囲(契約内か都度見積か)
  • 点検頻度(稼働回数に応じた最適化ができるか)
  • 点検報告書の内容(調整値、交換履歴、次回推奨時期)

保守点検以外にもシートシャッターの基礎知識をチェック

シートシャッターの保守点検について解説しました。シートシャッターを導入するなら、保守点検の他にも、基礎知識をしっかり押さえておいたほうがよいでしょう。以下のページでは、シートシャッターの価格やサイズ、素材、メンテナンス・修理、スイッチなどについてまとめているため、ぜひ参考にしてみてください。

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ワールド工業株式会社
ワールド工業株式会社

今回、当サイトに掲載した事例の提供・コメントの寄稿にご協力いただいたのは、ワールド工業株式会社。

1987年にシートシャッターを開発し、シンプルな構造によるメンテナンスの楽さ、独自の巻き上げ方式によるモーターの持ちの良さ、耐風性に優れた堅牢な仕様、そして大型サイズにも対応できる技術力で長年支持されているシートシャッターの老舗企業です。