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停電が発生した際、電動のシートシャッターが閉まったままになると、搬出入が止まるだけでなく、火災時の避難や衛生管理にも支障をきたします。万が一の時に焦らないよう、正しい手動操作の手順と、復旧後のチェックポイントを確認しておきましょう。
電動式のシートシャッターには、停電時でも手動で開閉できる機構が備わっています。代表的な操作方法は以下のとおりです。
いずれの方法でも、操作前には必ず電源スイッチをオフにしてください。シャッターの下に人や障害物がないことを確認し、安全な状態で作業を行うことが重要です。機種ごとに操作手順が異なるため、取扱説明書をあらかじめ確認しておくと安心です。
シートシャッターが停電で停止した際、早く復旧させたい一心で自己流の操作を試みるケースは少なくありません。誤った対応は人身事故や高額な修理費用に直結するため、以下のNG行動を事前に把握しておくことが重要です。
手動でシャッターを開放した状態、あるいは閉鎖したまま停電が数時間から数日にわたって続くケースでは、現場環境に応じたリスク対策が欠かせません。開放・閉鎖のどちらでも、放置時間が長くなるほどリスクは増大します。
食品工場や精密機器を扱う倉庫では、開口部の管理状態が衛生面・品質管理に直結します。防虫・防塵対策として、簡易的なビニールカーテンやシートを開口部に設置する方法が有効です。養生テープで隙間を塞ぐだけでも、虫や粉塵の侵入リスクを軽減できます。
防犯面では、開口部付近に仮設照明や監視カメラを配置し、不審者の侵入を抑止してください。温度管理が必要な現場では、保管エリアの縮小や仮設パーテーションの設置で空調負荷の増大を抑える工夫も検討しましょう。シャッターが閉鎖状態のまま動かない場合は、搬入出用の代替動線も確保しておくと現場の混乱を防げます。
電力が復旧しても、すぐにシャッターを電動で動かすのは避けましょう。まずは以下のポイントを確認してください。
リセットの手順や方法はメーカー・機種によって異なります。停電が発生する前に取扱説明書を手元に準備し、手順を把握しておくことをおすすめします。異常が見られる場合は無理に動かさず、専門業者へ連絡してください。
リセット操作を行っても復旧しない場合、修理業者へ連絡する前に以下の情報を控えておくと、現場確認から修理完了までの期間を短縮できます。
これらの情報を事前に揃えておけば、電話での問い合わせがスムーズに進みます。修理業者が初回訪問で必要な部品を持参できる可能性も高まり、ダウンタイムの短縮につながります。
停電時にもシートシャッターの機能を維持するためには、以下のようなオプション機能の導入が有効です。
食品工場や物流倉庫など、衛生管理や防虫対策が欠かせない現場では、停電による業務停止が大きな損失につながります。BCP(事業継続計画)の一環として、これらの機能の導入を検討する価値があります。
停電が発生してから手動操作の方法を調べていては、現場の復旧が大幅に遅れます。平時からの備えが、非常時の対応スピードと安全性を左右します。以下の取り組みを日常業務に組み込んでおきましょう。
担当者だけでなく、現場全体で手動操作の手順を共有しておくことが停電時の安全確保につながります。
停電はいつ発生するか予測できません。いざという時にスムーズに対応するためには、手動操作の手順を現場スタッフ全員が把握し、定期的に訓練を実施しておくことが大切です。
シャッター本体や手動操作機構の定期点検も忘れずに行いましょう。操作に不安がある場合や、停電対策としてUPSや自動開放機能の導入を検討している場合は、シートシャッターの専門業者へ早めにご相談ください。

今回、当サイトに掲載した事例の提供・コメントの寄稿にご協力いただいたのは、ワールド工業株式会社。
1987年にシートシャッターを開発し、シンプルな構造によるメンテナンスの楽さ、独自の巻き上げ方式によるモーターの持ちの良さ、耐風性に優れた堅牢な仕様、そして大型サイズにも対応できる技術力で長年支持されているシートシャッターの老舗企業です。