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補助金・税制優遇とは?

工場の空調効率化や熱中症対策としてシートシャッターの導入を検討する際、「少しでもコストを抑えたい」と考える方は多いでしょう。本記事では、シートシャッターが対象となる補助金や、即時償却などが可能な「中小企業経営強化税制」の条件、申請手順について解説します。

シートシャッター導入は補助金や税制優遇の対象になる?

シートシャッターの導入費用を軽減する方法として、特定の補助金制度や、国の税制優遇制度を活用できる場合があります。

これらには大きく分けて2つのアプローチが存在します。一つは、要件を満たすことで導入費用の一部が支給される純粋な「補助金」です。もう一つは、導入にかかった費用をその年の経費として計上したり、法人税等の税額から直接差し引いたりできる「税制優遇」です。

シートシャッターは、職場の環境改善や安全衛生に寄与する設備として補助金の対象となるケースがあるほか、生産性向上につながる設備として税制優遇の対象にも指定されています。それぞれの制度は目的や管轄、申請の条件が異なるため、自社の状況に合ったものを正しく選択することが重要です。

シートシャッターが対象となる具体的な補助金制度

シートシャッターの導入にあたっては、労働災害の防止や職場環境の改善を目的とした補助金制度を活用できる可能性があります。ここでは、シートシャッターが対象設備として明記されている具体的な補助金制度の一例をご紹介します。

あんしん財団の「安全衛生設備等設置補助」

シートシャッターが対象となる補助金の一つに、あんしん財団が実施している「安全衛生設備等設置補助」があります。この制度の対象設備一覧には「電動シャッター」が含まれており、シートシャッターの新設、あるいは既存の手動シャッターから電動シャッターへの改造工事を行う場合が補助の対象となり得ます。労働災害防止のための職場環境改善という趣旨に基づく制度であるため、申請前に詳細な条件や最新の公式情報を必ず確認するようにしてください。

大幅なコスト削減に!「中小企業経営強化税制」の活用

シートシャッターの導入で大きな節税メリットを得られるのが、「中小企業経営強化税制(A類型)」という税制優遇制度です。この制度を活用することで、設備投資に伴う負担を大幅に軽減できる可能性があります。

対象となる事業者と設備の条件

中小企業経営強化税制の対象となるのは、資本金または出資金の額が1億円以下の中小企業や、常時使用する従業員数が1,000人以下の個人事業主などです。資本金が1億円を超える法人等は対象外となります。
また、設備側の条件として、シートシャッターは税務上「建物附属設備(日除け類)」に分類されており、取得価額が60万円以上であることが求められます。自社が対象事業者の要件を満たすかどうかなど、判断に迷う場合は事前に専門家へ確認しておくことが大切です。

即時償却と税額控除の仕組みとメリット

本制度の最大のメリットは、「即時償却」か「税額控除」のいずれかを選択できる点にあります。
即時償却は、取得価額の全額を導入した初年度の経費として一括で損金算入できる仕組みで、利益が大きい年に大きな節税効果をもたらします。一方の税額控除は、取得価額の7%から10%(資本金3,000万円以下の法人等は10%など)を法人税額から直接差し引くことができます。どちらの方式が自社にとって有利になるかは、利益水準や税負担の状況によって異なるため、税理士に相談のうえ判断することを強くお勧めします。

税制優遇(経営力向上計画)の申請ステップと注意点

税制優遇を受けるためには、正しい手順で申請を行う必要があります。まず、メーカー等を通じて担当の工業会から「工業会証明書」を取得します。次に、その証明書の写しを添付した「経営力向上計画」を作成し、原則として設備を取得する「前」に主務大臣の認定を受けなければなりません。

例外として、設備取得から60日以内であれば事後申請が認められるルールもありますが、郵送等の場合は「受理(到達)日」が基準となる上、実際に設備を使い始める事業年度内に認定を受ける必要があるなど要件が厳格です。認定前に購入してしまうと税制優遇が受けられなくなるケースがあるため、導入を決めた段階でできるだけ早く準備を始めることが非常に重要です。

まとめ

シートシャッターの導入時は、条件に合う補助金や中小企業経営強化税制を上手に活用することで、初期費用の負担を大きく軽減できます。証明書の取得や計画の申請など専門的な手続きが必要になるため、まずは実績のあるメーカーや専門業者へ相談し、見積もり依頼と合わせて制度活用の可否や進め方を確認してみましょう。

監修 sponsored by
ワールド工業株式会社
ワールド工業株式会社

今回、当サイトに掲載した事例の提供・コメントの寄稿にご協力いただいたのは、ワールド工業株式会社。

1987年にシートシャッターを開発し、シンプルな構造によるメンテナンスの楽さ、独自の巻き上げ方式によるモーターの持ちの良さ、耐風性に優れた堅牢な仕様、そして大型サイズにも対応できる技術力で長年支持されているシートシャッターの老舗企業です。