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可燃性ガスや化学薬品を扱う工場では、電気火花による爆発事故を防ぐための防爆対策が不可欠です。この記事では、危険場所にも設置可能な防爆仕様シートシャッターの仕組みや、静電気対策機能、主要メーカーの製品特徴を詳しく解説します。
可燃性物質と空気が混合して爆発性雰囲気が生じる危険場所(第1類・第2類危険箇所、Zone1・Zone2)では、通常の電気機器を使用すると電気火花が引火の原因となるため使用できません。そのため、こうした環境にシートシャッターを設置する際には、耐圧防爆構造のモーターや、本質安全防爆構造の入力機器などを備えた専用の製品が必要不可欠となります。これにより、爆発のリスクを抑えつつ安全に稼働させることが可能です。
モーターの代わりに空気(エアー)の力を利用して駆動と制御を行う防爆シートシャッターも存在します。電気を一切使用しないエアー駆動式を採用することで、電気的火花が発生するリスクを根本からなくすことができます。
シャッターを開閉する際の摩擦によって発生する静電気も、引火の原因となり得る危険な要素です。そのため、防爆仕様のシートシャッターの多くは、静電気の帯電を防ぐ不燃シートや、除電機能を標準で備えています。
ユニフローの「スムーザー防爆型 RA-2Es」は、工場電気設備指針に準拠した耐圧防爆モーターを使用しており、Zone2(第2類危険箇所)のd2G4環境に設置できるのが特徴です。また、業界初となる帯電防止不燃シートを採用しているほか、特許を取得した独自の静電気除電機能を搭載しています。開閉時に発生する静電気を瞬時に除電し、引火リスクを低減して安全性を高めます。(なお、粉塵防爆には非対応となっています。)
小松電機産業の「シートシャッター門番 防爆タイプ」は、電気を一切使用しない「エアー駆動+エアー制御」の仕組みを採用しています。人や物に接触した際に自動で反転上昇する安全機能や、万が一シートがガイドから外れてしまった場合でも自動で復帰する便利な機構を備えているのが大きな特徴です。電気的火花のリスクを完全に排除したエアー駆動式でありながら、日々の優れた利便性と高い安全性を両立しています。
松山産業の「昇之助 防爆仕様」は、第1類および第2類危険場所(d2G4)の環境に設置可能な耐圧防爆構造モーターと、本質安全防爆構造の入力機器を標準採用しています。従来の防爆機器にありがちな堅牢で重々しいイメージを払拭し、スマートな外観デザインに仕上げられている点も魅力です。また、各種の安全基準を確実に満たす専用制御盤が用意されており、これを非危険場所に設置して運用する仕組みにより、高い安全性を確保しています。
防爆仕様のシートシャッターは、危険場所での引火や爆発事故を防ぐために不可欠な設備です。導入にあたっては、設置するエリアの危険度(Zone分類)や要求される防爆構造(d2G4など)を正確に把握することが重要です。必要な仕組みが耐圧モーターかエアー駆動かを見極め、各メーカーの製品を比較検討してください。

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1987年にシートシャッターを開発し、シンプルな構造によるメンテナンスの楽さ、独自の巻き上げ方式によるモーターの持ちの良さ、耐風性に優れた堅牢な仕様、そして大型サイズにも対応できる技術力で長年支持されているシートシャッターの老舗企業です。